オタクこころ

オタクによるオタクのための日記

サイン会とは…

K-POPアイドルオタクの皆様。

韓国のサイン会って行かれた事あります?

 

CD発売記念ファンサイン会、韓国語で略してペンサです。

ペンサに行くには対象のCDを対象の店舗で買って応募しなければなりません。

申込締切はペンサ日の前日夜である事が多いので日本に住んでいる日本人には申し込みが難しいことが多いです。

 

韓国ではペンサの公示が出る事が遅いです。

本当に遅いです(笑)

ペンサ当日の3日前に発表があったりするのが割と普通です。

飛ぶオタクはその読めないスケジュールに全てを合わせます。

 

ペンサの当選発表は申込み締切後の2〜3時間後であることがほとんどです。

その為、落選しても渡韓済みであったりすることなんてザラだし既にエアを抑えている場合もあります。

スケジュールは常にカツカツで観光地に遊びに行く余裕はほぼありません。

オタクをする為だけにスケジュールを調整して渡韓します。

 

一つぶっちゃけますと私は元々シャヲルでした。

長らくシャヲルをしていた時のなごりが今のIDです。

シャヲルの時はサイン会に行ったことなんてありませんでした。

元推しは雲の上の存在だし、まさに憧れのものでしかなかったです。

大好きな推しと対面して会話してって本当に天国レベルですよね?

 

しかし、それがリリイベで会えるレベルのアイドルになると話は別。

もちろん本国のサイン会であっても推しに会えるのは嬉しいことです。

渡韓して本国のサイン会に参加しているっていうのはリリイベオタクに対しての一種のステイタスになります。

こうなってくると何のためにオタクしてるのか分からなくなってきますけど、でもそういう気持ちでいる人も少なからず存在するってことです。

 

本国に飛んでいるオタクは多いです。

でも毎週のように飛んでいるオタクはそれほど多くいません。

そうなると以前のブログで話した通り、顔見知り以上知り合い未満状態の人が多くなってきます。

お互い挨拶はしたりしませんが、あの人は前もいたなとかなんとなく分かってきます。

ペンサの当落時に見る名簿*1で毎回見る名前、そうでない名前、大体分かってくるものなんです。

特にこの名簿、日本人の名前は目立ちます。

 

サイン会では密室空間の中で少ない日本人同士が牽制し合い、お互いがお互いのことを観察し、値踏みする。

年上の女性をババア、同ペンはブス呼ばわりし、推しと楽しそうに話している日本人には「来てんじゃねーよ」と罵る。

まさに魑魅魍魎が跋扈する空間になってしまう訳です。

 

そしてお互いSNSで探り合って同ペンじゃないか確認したりしてちょっとした牽制が始まるんです。

この狭いコミュニティの中で生き残りを賭けて争っていくことになります。

ここが女のこわいところです。

 

私のように叩かれたり悪口を言われるのが嫌でSNSで推しのことは何も発信せず静かにしている隠密オタクも一定数存在はしますが、オタクって自慢はしたいものなので(偏見です)。

匂わせたりして発信してる人が多いです。

そうゆうのを見て私みたいなオタクが傷付いたりするんですけどね。

 

次回は私がサイン会に落ちた時の話でもしたい思います。

続く(かもしれない)…。

*1:韓国語でミョンダンと言います。

推し被りとオタク同士の泥仕合…

需要あるのか分からないですけど時々アクセスがあるみたいなので書いてみます…(笑)

ケーポドル*1追ってる人なら分かると思うんですが、今ちまたをざわつかせる存在でもある「マスター」について簡単に書いてみます。

 

このマスターって存在がケーポドル界では重要でありつつ厄介でもあるんです。

マスターというのは韓国ではホムマ*2と言われ、推しの写真をひたすら撮る、何処でも撮る、どんな場面でも撮る、とにかく撮りまくってその写真をSNSや自分たちのホームページで公開している人のことを言います。

ジャニーズでいう「オリキ」に近い部分があるのですが、下手をすれば「やらかし*3」と言われる存在に近いマスターもいます。

このマスター、前回のブログで話したサイン会にはほぼ全出席してます。

音楽番組収録時や空港の出待ちにも大体います(いない場合もありますけど写真データを友達同士で共有したりします)。

推しからの認知は当たり前ですし、発言にちょっとした影響力を持ったりするマスターもいます。

でも勘違いしてはいけないのはこのマスターもただの一般人であり、ただのオタクであるということです。

別に事務所に繋がりがあるとかそんなことは決してありません。

このマスターたち、韓国人だけかと思いきや最近は日本人のマスターが増えてきているんです。

今回はこの「日本人」のマスターってのがキーポイントです。

 

皆さん、同じ推しを好きな人をどう思いますか?

好きですか?嫌いですか?

仲良くなりたいですか?なりたくないですか?

オタクなら同ペン*4は何処の沼でも必ず持ちあがってくる問題だと思うんですが、狭いコミュニティの中にいるケーポドルオタは遅かれ早かれ必ず同ペンの壁に突き当たります。

なにせファンコミュニティが狭いので、SNSをしているだけで同ペンが発信するペンサやコンサート等での「推しとの遣り取り」が嫌でも目についてしまいます。

そこで繰り広げられるオタク同士の泥仕合、マウンティング…。

 

「○○、いつも私があげたソンムル使ってくれてありがとう」

「○○、どこにいても見つけてくれるよね、ありがと」

 

こんな書き込みの泥仕合が始まります。

妬み嫉みで悪口が平気で溢れますし、日本人のマスターなんて存在には誰もが嫉妬して悪口言いますよね。

「TO気取って偉そうに」って。

最初に話した通りまさに「出る杭は打たれる」ってことですね。

でも言われてる本人は烏合の衆に何言われてもしれっとしてることがほとんどです。

推しからの認知、やってきたこと、やっていること、他の同ペンに勝っている、負けていない自信を持っている人が多いからです。

オタクはオタクでしかないのに誰もが誰かと自分を比べてしまうんです。

もはやオタクの性ですよね。

推しの元に通えば通うほど認知になればなるほど、他の同ペンと自分を比べてしまって心も荒んで精神的に疲れます。

ここまできて正直に言うと私は推し被り無理です。

別に推しにリアコだとかそうゆう気持ちはないですが、同ペンのレポを見て自分がされていないことをされたり言われたりしていると傷付くので極力見ないようにしています。

そんなこんなで何度も心が折れそうになりましたけど、それでもオタクをやめないのは推しが好きな一心です。

同ペンが無理ってなると、大体が「心狭い」「同ペンなんか山ほどいるのに無理とか意味分からない」と大体が悪い方向で言われがちなのですが、こちらも「自衛」のためなんです。

存在自体が無理とか同ペン全員消えろとかそんなふうに思ってる訳でなく、自分の心を平穏に保つために同ペン拒否する人もいるということです。

共感してもらわなくてもいいです。理解してくれなくても良いからこの考え方を尊重してもらえれば嬉しいです。

 

それから、例え仲の良い友達でも平気で裏切ったり出し抜かれたりすることがあります。

友達同士なのに駆け引きがあったりするのって意味分からないですよね。

でも普通にあります、そういうこと。

オタクって承認欲求の塊みたいな人が多いので(偏見です)自分が一番良い思いをしたいという人ばっかりです。

みんな自分が一番可愛いんです。

 

続く(かもしれない)…。

*1:K-POPアイドルの略

*2:ホームマスターの略

*3:韓国語でサセンと言います

*4:推し被りのこと。

推しとの出会いとK-POPオタク…

推しとの出会いは2年以上前です。

それまで私はずっと別のグループの韓国アイドルを追っていました。

そのグループは日本デビューして以降、リリースイベントと称してセルカ会やサイン会を行っているグループでした。

今となってはリリイべしてるアイドルグループ多いですよね。

日本でのリリイべは日本人のオタク同士が牽制し合っている部分も多くあって怖いです。

辟易する場面も多くありました。

ここはもう追っていないので詳細は諸々割愛しますが…。

リリイべに参加された事がある方なら分かっていただけると思います。

 

そしてオタク友達に今の推しがいるグループを教えてもらったことがきっかけで私は今の推しに出会いました。

推しのグループはデビューしたばかりで日本デビューもまだ。

会って話すには本国に飛ぶしか方法がありません。

その推しを見てからすぐにサイン会があることを知り、私は推しを見て1週間で本国のサイン会に飛ぶ事になりました。

 

それから今の推し一択になり掛け持ちもしなくなりました。

カムバすれば推しに会う為に毎週渡韓する日々…。

さすがに財布も精神力も体力も疲弊していきます。

 

皆さんはドルオタをするうえで大切にしていることはありますか?

あるとしたら何ですか?

私は推しからの認知です。

とにかく推しに認知してほしい、推しに忘れられたくない。

認知厨です。その思い一つで今も飽きずにお金を推しに使い渡韓し続けています。

推しが私を認知して名前を呼び私のカメラに目線をくれる。

私はその瞬間が大好きです。

その為にアイドルを追うのです。

キラキラしたアイドルが私を認知してくれることは私にとってある種のアイデンティティでもあるのです。

推しの為に読めなかったハングルも読めるようになり、推しの話している意味も何となく分かるようになりました。

それほど今の推しが私に与えた影響は絶大です。

 

サイン会に通えば通う程に(友達を除いて)顔を合わせる人間は同じ人ばかりになっていきます…。

そう…。

ここでも「韓国に飛んでいるオタク」という狭いコミュニティが出来上がるのです。

その中に出来上がっているオタクのグループ同士がお互いを牽制し合っているのです。
 

K-POPって今人気ありますよね。

有名なアイドルだと東方神起、少女時代、KARAなどを皮切りに今はBTSやTWICEなどが人気みたいです。

 

韓国ではアイドルを応援するために作られるファンクラブに名前があります。

少女時代はソウォン、TWICEはワンスなどファンクラブに総称があるんです。

そしてそのファンクラブに入るにはカフェと呼ばれるものに加入しなければならない場合が多いです。

韓国語でファン=ペンと呼びますのでカフェはペンカフェと呼ばれます。

ペンカフェに加入したうえでファンクラブに入ることで、歌番組のサノク*1に参加したりすることができます。

そしてそのファンダムは韓国では絶大な力を持っています。

ファンが騒げば事務所もファンの言うことを聞くことが多くあります。

 

しかし実はそのファンダムの規模はそれほど大きくないグループがほとんどです。

韓国のアイドルって実は日本の地下アイドル並みに近い距離で会って話したりできることご存知ですか?

韓国のアイドルがCDを出すと、毎日のように歌番組に出続けます。これが1~2ヶ月ぐらい続きます。(所謂カムバ=カムバック)

その間、ほぼ毎週のようにサイン会が行われます。

サイン会の参加方法はたくさんの方が書かれていますので割愛しますが、このサイン会に毎週参加することによって認知が通常運転になってしまうんです。

 

お金のないオタクは淘汰され、茶の間は上から目線で見下され同ペンの陰口を言い合い自分のソンムル*2が使われればマウントし合う。

まさに「出る杭は打たれる」。
目立つ存在はひたすら叩かれて悪口を言われます。
 
サイン会というイベントが数多くあるK-POPアイドルだからこそ、ありがちな出来事なのでしょうか。
 
K-POPオタクは通常のテレビで見るようなアイドルとは違い、狭いコミュニティの中でペン同士が牽制し合うドロ沼オタク社会で生きていかなければならないのです。

*1:韓国語で事前収録のこと。

*2:韓国語でプレゼントのこと

最初に…

先ずは自己紹介します。

 

私はオタクです。

KOKOROと申します。

所謂K-POPアイドルのオタクです。

現役です。

 

ですが、多分ここに辿り着かれた方が思われてる以上にディープなオタクではないかと思います。

 

カムバ*1期にすること。

◎月に二〜三度は渡韓。

◎行けるペンサ*2は出来るだけ行く。

◎歌番組観覧やミニペンミ*3の参加。

◎空港出待ちなど接触の機会を逃さない。

 

マスター*4ではありません。

韓国語は読めるけど話せません。

意味は分かるけど書けません。

推しは日本語一切話せません。

そんな感じ今の推しを追って2年、推しとは毎回謎の交流を続けています。

その程度にはどっぷり沼に浸かったオタクです。

 

私は普通のOLです。

決してお金持ちではありません。

毎月推しに使うお金を捻出することにカツカツです。

 

そんな中でオタク周りの人間関係に疲れたり…

大量に金を注ぎ込んだペンサに落選することもあったり…

心が折れることが山程ありました。

 

こんなブログに意味も理由もありません。

ただ狭〜いK-POPアイドルオタクの世界の中のこと、自分の気持ちを吐露する場所が欲しいなと思ってブログを始めてみました。

 

よろしければこんな私にお付き合い下さい。

よろしくお願いします。

 

*1:カムバックの略。ケーポドルがCDを発売して歌番組に出たりすること。

*2:ファンサイン会のこと。ファンのことを韓国語でペンと言います。

*3:ミニファンミーティングの略。歌番組の収録前後に行われることがあります。

*4:ホームマスターのこと。ジャニーズだとオリキに近い。